あー、何もかもが嫌になる🙍

人生の中で、辛くて苦しい任務を与えられ、
ここから抜け出せない運命を背負わされて、本当に自分の運命が嫌になる。
10代の頃から楽しい事もなく、20代は辛い思いもたくさんしてきた。
笑っていれば、いつかはいい事があると…ずっと信じてた。

穂乃香を授かった時は、人生の中で一番心から喜べたし、すごく嬉しかった‼️
帝王切開になっちゃったけど、女の子3人欲しかったから、私の強い希望として
産後すぐに姉妹をつくってあげたいって相談したのに…
あまり子供が好きではなかった元旦那にスルーされて、
結局、穂乃香は一人っ子にされてしまった。

元旦那はプライドが高く、自分の為には我慢はしない。
部下には、いい格好をみせる人だった。
周りからはいい人と評価されてたようだったけど、家では上から物事を言う人だった。
元旦那とは恋愛で一緒になったわけでなく、人からの紹介で受けた結婚だった。
自分の育ってきた環境から、どこか良き父親像を探して　
早くから強い結婚への憧れはあった。
若かったせいか無知すぎて、グイグイと引っ張ってくれる
ちょっとだけ年上で、亭主関白に近い人に魅力を感じた。

正直、結婚生活は苦痛でしかなかった…。
なんで見抜けなかった？と今更振り返ってみても遅い…。

穂乃香が生まれて、いつも穂乃香の成長を見守ってきたから
それは私にとって、その時が一番幸せだった。

穂乃香がまだ赤ちゃんの頃、『お前は、いつも穂乃香と遊んでいていいな、
子供を預けて働いてる母親はたくさんいるんだから、お前も穂乃香を預けて
外へ働きに出ろ！』と高収入だった元旦那は言った。
子育てを遊びだと考える旦那さんは、きっと、うちの旦那だけじゃないだろう…。
家の中の事も一生懸命、子育ても頑張ってたのに　それが当たり前のように
口に出していう事が嫌だった。
それでも、当時は外で頑張ってくれてる元旦那に感謝して生活していた。
外づらがいい分、当たる所がなく、家に帰ってきて私や穂乃香にあたる…。
そんな元旦那にだんだんと息苦しさを感じて、心が離れていった。
私から家を出て、小さかった穂乃香を必死に育ててきて
30代は歯を食いしばって大きな目標も達成できた。
そして40で穂乃香を失った…。

何なの？私の人生って…。
辛くても一生懸命頑張って、苦労も笑いで吹っ飛ばしてきたのに…。
穂乃香を一人の人間として、やっとの思いで育て上げてきたのに…。

突然、穂乃香がいなくなって…。

もう私には何もないじゃん…。
30代に頑張った証のマイホームを穂乃香に受け渡すことも出来ない…。

穂乃香を突然の事故で失い、深い喪失感の中…
事故の賠償金は離婚した父親にも貰う権利があると
加害者側の保険担当者から聞きつけて、飛びついてきた。
情けない。なんでこの人が穂乃香の父親なんだ…。

一審が終わって、もう元旦那と会わなくてすむ…と思ったのに
つい、こないだ
刑事裁判からお世話になってる弁護士の先生から連絡がきて
二審の裁判にも、元旦那さんは参加されるようです…と聞かされ
また無関係の彼女さんを連れて来るのかと思うと
考えただけでもしんどい。
一審の裁判の時も、傍聴席にいた元旦那の彼女が
穂乃香の写真を嫌々持ってた事が頭から離れない。
もう、ウンザリ…。

元旦那は、事故の賠償金を巡って弁護士を付けたらしいが
今まで未納だった養育費も払わず、時効になった養育費は一切払わないと
言ってきてるらしい。
賠償金も法律で決まっているなら、2分の1は相続として渡すし
今までの養育費も一切払わないと言うなら、それならそれで構わない。

ただ人として、父親として、一度も穂乃香に会いに来なかったのは何で…？
なんで今更、父親ぶるの…？って感じでいっぱい。

神様って、本当に不公平です。

私は、こんなお金よりも
大事な穂乃香を私から奪わないで欲しかった…。

穂乃香が犠牲になった事故直後は
加害者を憎むことも、元旦那を憎む事もなかった。
でも、この2年の月日が経っても穂乃香の思いは強くなるばかり…。

これまでの元旦那の行動、そのあとに見せた彼女さんの威圧的な態度、
一審の裁判中で、改めてわかった加害者の本当の顔を見せつけられたことによって
今までの私の思いは徐々に変わりつつあるが、
この人達を憎むというより、自分の人生や運命が憎い。
また来世もこんなに苦しまされるのか…。

今も、生きる意味って何？って、わかっているようでいながら
疑問に思ってしまう。

私の人生って…なに？
思い悔やまれる事ばかりで…。

なんで、こんな人生？
なんで、こんな運命？