穂乃香、この空で繋がってるよ…。

大好きな穂乃香へ…

穂乃香の笑顔は、私の宝物だった…。

いつか…
また必ず逢う日まで

その日まで
も少し待っててね…。

事故の現実…

最近、事故や事件に巻き込まれて
幼い子供らが亡くなるニュースが目立ちます。
私も…
突然の事故で
大事な一人娘の命を奪われた遺族のひとり…。


今までずっと、この写真を封印してきたけど…
事故から3年経った今日、私は敢えてこの写真を公開します。


この画像を見て具合が悪くなる方は…
なんて、甘っちょろい事は書きません。
目を反らさずに
しっかりと見て欲しいです。

この写真をみて…
『信じられない…』
『スピードの出し過ぎでしょう…』
『私だったら耐えられない…』


…でしょうか。


どの言葉も他人事です。


実際にこの現実を目の当たりにして
大事な宝物を失くした者でないと決してわかってもらえないでしょう…


これが事故の現実なんです。


何十年とハンドルを握ってきた慣れたドライバーでも、
ちょっとした気の緩みで
このような事故が起こるのです。


今から3年前に
穂乃香は運転席の後に乗って
運転手による無謀な運転によって命を失いました。
穂乃香は ただ後ろに乗っていただけなのに…


加害者は 心からの反省がないまま
時は刻々と経っていきます。


事故を起こし、突如として

加害者となってしまった先輩に…
起こしてしまった罪はもう二度と元には戻せないのだから
自分の命だけは大切にしてもらい、
犯してしまった罪をきちんと反省をして
この先は、しっかりと償ってもらいたかった…。


初公判から今まで
加害者本人が、自分を守る言葉しか聞けなかった。
私は それが一番辛かった。


穂乃香は、その先輩を姉のように慕っていたのに…
この事故の一見で、
何も真実を語らないとこをみると
穂乃香は騙されていたんじゃないかと…
人間不信になってしまう。


それに…
まだ再審の予定も立ってない。


あの事故当時の事を
裁判に関わった多くの方々が
今も鮮明に覚えているのでしょうか…?
事故は、3年前の夜23時半頃に起きました。
当時、雨は降っていなくて
そこは緩やかなカーブ…。


速度制限を守っていれば、絶対に起きなかった。



毎日毎日、高齢者ドライバーの
アクセル、ブレーキの踏み間違い…
スピードの出し過ぎ…
あおり運転…など
一人一人が、もう少し慎重に相手を思いやる運転が出来たなら…


自分だけでなく、相手にも多大な迷惑をかける他、死亡事故を起こせば、残された家族の事まで考えた事があるのか…


日々、ハンドルを握る者に わかってもらいたい。
穂乃香の事故を風化させないように呼びかけても
一時的であって、みな、いずれは忘れてしまうだろう…


それは…
実際に身の回りで大事な人を亡くしてないから…。


かっこいいから車を飛ばす…
むしゃくしゃするからスピードを出す…


なんて言ってるバカな奴は、一度、死んだ方がいい…と
心の奥に棲む悪魔が出てきて、汚れた感情がむき出しになった時もありました。
あの忌まわしい事故から3年が経ちます。



この日の為に わざわざ神戸から彼が来てくれて
事故現場へと連れて行ってくれました。
今日、現場付近に近づくと
呼吸が苦しくなり、溢れてくる涙を止める事はできませんでした。
外は、どしゃ降りの雨に見舞われ
車から降りて バッグから穂乃香の写真を取り出して
その写真を撫でるのが精一杯でした…
手を合わす事も忘れて、暫くその場に立ちすくんでしまいました。


あの時、穂乃香がどんな思いで後ろに乗っていたかと思うと
言葉が詰まります。


もう一人、この事故で亡くなってしまった先輩のご冥福を祈り
今日の夜を静かに迎えたいと思います。


彼が、帰り際に
穂乃香へと ひまわりの花をくれました。

いつも、ひまわりのような笑顔で
私に微笑みかけてくれた穂乃香…


穂乃香の大好きだったお菓子も
いーっぱい用意したよ~


みー、取らないから
慌てないで ゆっくり食べなね…。

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