穂乃香、この空で繋がってるよ…。

2016年06月30日、就職先の同僚の車の後部座席に乗って
運転手によるスピードが原因で19歳という短い人生でこの世を去りました。

ひとり親で、一人娘を大事に大事に育ててきたのに…
一瞬で奪われてしまった命。

未だ信じたくない事実と向き合い、
優しくて明るく…そして何より母親思いの穂乃香が
いつもそばにいてくれてるような感覚で
懐かしく思った事や、また日々の出来事などを綴ります。

記憶が甦った一瞬

土曜日は、久しぶりに美容院へ行こうと
車を走らせ、信号待ちをしていたら…


交差点に入ってきた一台の黒い霊柩車が…
その後に続く後続車が一台くっついてきた。
信号で離されてしまった他の車には
家族や親族と思われる黒い喪服を着た人達が乗っていた。


こちらの信号が青に変わり、その後に続いてしまった私の車…。


穂乃香を見送った時の事を思い出してしまって自然と涙が出てきた。


あの時、黒い霊柩車の助手席に乗って
葬儀会場から市営斎場まで15分の道のりを 
私は穂乃香の遺影を抱きながら
何を考えていたのだろう…って頭をよぎった。


通夜、告別式と400人近く来て頂いて、
あの日、途切れない弔問者に頭を下げたまま、
私は来て頂いた方々へ感謝の気持ちでいっぱいだった。


事故の衝撃で、今までの穂乃香の顔が変わってしまい
最後に女の子として怖い顔にならないように
また来てくれたお友達と対面した時に
みんなの脳裏に穂乃香の顔が怖いイメージを持たないようにと
顔を復元して頂き、安らかに眠ってる顔に近づけてもらいました。


私は正直、顔が変わってしまった穂乃香を見て複雑な思いだったけど…
それでも、幼稚園時代・小・中・高とたくさんのお友達が代わる代わるに
棺に入った穂乃香と対面して、泣いてくれた…。


喪主となった私が声を振り絞りながら、皆さんの前で挨拶した事は
今でも昨日の事のように覚えている。


でも、何を言ったかまでは はっきり思い出せない…。


葬儀をすべて終えて、家に一人で戻った時 
すべてが終わっちゃった…と声を出して泣いてしまった。


三ヵ月間、人との会話も避けたくて ほとんど家から出られない日が続いたが
私の高校の時の友人らは、LINEで繋いでくれていた。



…そんな事を思い出しながら、ハンドルを強く握っていた。


暫く、前を走っていた後続車に続いていたら
市営斎場が見えてきた。


ああ、ここで終わりなんだなぁ…って
胸がキュッと締め付けられる思いでした。


この日は、泣き腫らした目をして美容院に着いたので
カットしてる間は鏡を直視する事ができませんでした…。







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