穂乃香、この空で繋がってるよ…。

大好きな穂乃香へ…

穂乃香の笑顔は、私の宝物だった…。

いつか…
また必ず逢う日まで

その日まで
も少し待っててね…。

生き甲斐って、なんだろか…(後半)

続きです…



そして、
3月22日、判決の日。


今回の裁判長、裁判官、裁判員裁判の人たちを信じて
裁判長の判決の主文に耳を傾けていました。


冒頭から、信じられない判決結果に
思わず、え?…て、声を出してしまいました。


裁判中の途中、早い段階で、検察側の起訴状に訴因変更として、
過失運転致死傷罪の追加命令が、裁判長から言い渡されました。
この時から、嫌な予感がありました。


嫌な予感は的中してしまい、

今回の判決では、その過失運転致死傷罪が使われてしまって、
一審で出された判決の危険運転致死傷罪 7年の刑から、それよりも軽い、過失運転致死傷罪 5年の刑期に落とされた判決結果でした。


裁判長も、被告は十分に反省してることだし、故意じゃないのだから…と、淡々と説明し、スピードは、アクセルとブレーキを間違えただろう…にも取れる内容で、
被告を擁護するようにも感じられました。


通常、判決を言い渡される所要時間って、

30分以内で閉廷する場合が多いけど、
前回、裁判長、裁判員らが、法廷内で鑑定しなかったことが原因で、差し戻しになった

限界旋回速度の計算式。

裁判所側としては、二度と同じことを繰り返す事は出来まいと、最も慎重になるはず…


うちら素人では、何が何だか理解し難い計算方法です。

ここは信じて、任せるしか他ありません。


判決内容は、何ページにも及ぶ計算式をズラズラ書いただけの内容になっていました。


今回の裁判で、証人として鑑定人が3人も出てきたのに
一番低いとされるスピードの計算式で判定されてしまいました。
この低い計算式を用いた人物は、特別 詳しい訳じゃないのに
裁判中、私らがいる前で計算式を間違えるなどした痕跡がありました。


それを30分の休廷中に直すなどして、裁判長に提出されていました。


裁判長は、噛みながら

1時間にも及んで、判決内容を

ただ読んでるだけでした。


裁判長自体も、計算式については、

きっと詳しくないんだと感じました。


裁判閉廷後、私は、暫くは立ち上がれないほど、ショックでした。


信じられない、噓でしょ…
手に力が入って、悔しくて、唇を噛んだまま、震えが止まりませんでした。


その日の夜は、遺族として、こんなにも納得のいかない裁判に
裁判長の投げやりとも思える判断や、裁判員の心のなさに怒りが込みあげてきて、
なんも穂乃香の為に結果が出せなかったことに悔しくて
朝方まで涙が止まりませんでした。


裁判員裁判で、一般の裁判員候補者6人+予備に2人いたけど、
判決の日に予備の裁判員2人が、書記の後ろに並ぶ形で座らせられていたけど、
一人は、男性で20代後半?の人かな?
判決の結果文が長くて飽きたのか、大きいあくびをしたり、腕組みしようとしてやめかけていた。
また、もう一人の女性は、30代くらいかな?下を向いて居眠りしていた。
今回の裁判で、こんな人達が関わっていたかと思うと、残念でなりませんでした。


なんで、こんな奴が裁判員として参加できるのか、
事前に裁判所の方で、説明があっただろうに…
また、弁護人側の弁論にも、始めから腹立たしく、
違和感のある裁判で終わりました。


判決後は、食欲はあっても、ご飯を作る気力がない、
仕事も、全くやる気が起きない、毎日、体がしんどい。
裁判前から、何か月も腹痛が続き、下痢の症状や蕁麻疹、頭痛、ヘルペス、
薬では痛みが取れても、精神的におかしくなりそうで、
自分は、もう死んでもいい…くらいの感じを過ごしてきました。


どうせ、このまま何もかも報われないのなら
自ら命を絶って、穂乃香のそばに逝きたいと、普段より強く思いました。


そんな中、ブロガーさん達も心配してくれて、連絡を頻繁にくれて…
本当にありがとうございました。


でもね…
あの時は、ひとりじゃないんだって思いながらも、
一人で抱えていかなくちゃいけないんだ、って思うと、耐えられない苦痛というか、
やりきれない思いでした。
毎日、呼吸するのが苦しくて…

今でも治らない


そんな中、裁判に関する朗報が入ったのは、判決日より10日が過ぎた頃でした。
4月2日に検察側からの連絡で、控訴に踏み切ります!と連絡が入りました。


嬉しかった反面、もうこれ以上、裁判を続けても
今の司法を変えない限り、穂乃香は殺され続けると思いました。


司法に殺され、被告にも裏切られて…
もう、事故の真相が明かされることがないまま、被告は噓をつき通すだろう…。
この世の中は、そんなことが普通になってきている。


被告は、自らの意見陳述で
『自分は、遺族の人に許してもらおうとは思っていません』と述べた。


これが、あの子の本性か…
化けの皮が剝がれたと思わせる発言に 心から反省してないと確信した。


翌日、弁護人の誘導で言葉の撤回はあったが、
あの言葉が彼女の真の言葉で、あの歪んだ性格は絶対に変えられないことが分かった。


私は、一生、被告を許すことはない。
穂乃香も裏切られた。


この1か月、こんなことがあったので、
自身のブログが、3月10日の朝で止まったまま、
ブログを見ることも、また更新することもできませんでした。


ようやく気持ちが落ち着いてきたので、ここにまた書き残しておこうと思い、
今日、ブログを更新することにしました。


そして、また一難…
昨日、ポストへ投函された郵便物に気づいたのですが、
宛名は、依頼してる弁護士さんからでした。
消印は、4月27日で、もう5日も経っちゃってた。


その前に弁護士さんと連絡を取っていたので、急ぎではないだろうと
のんびりかまえて、夜遅くに開けてみたら…


被告の弁護人が、控訴日ギリギリになって、
検察側の控訴を不服として控訴してきたとの通知書だった。
相手側から控訴してこないと思っていたので、安心していた矢先だった。


この話を聞いてもらった人が、受けて立とうじゃないか!…って言ってきたけど、
子供の喧嘩じゃあるまいし、そう簡単じゃないんだよ!…って思った。


やっぱり、これからも、まだまだ先の見えない裁判は続くんだ…
人は頼れない。
でも、いい加減、疲れてきた。


そうこうしてる間に被告は、刑期も迎えないまま、勾留先止まりで出てきてしまう。


私は、泣く為にこの世に生まれてきたんだ。
苦労する為にこの世に生まれてきたんだ。


最後の最後まで、ひとりで悩んで立ち向かうしかないんだね…
頑張れるかな、
生かされてる分、乗り切らないといけないのかな…。



今回の裁判が終わったら、ワンちゃんを家族に迎える予定でいた。
自分の弱い体の事を考えたら、飼っていいものか、未だに考えるけど…


今の私は、全く生き甲斐を感じなくて、

ただただ 毎日をダラダラと生きてる。


どうにかなりそうな感じだから、

穂乃香を育ててきた感覚で、

第二の人生、今度はワンちゃんを育てて、

それを生き甲斐にして
これから生きていきたいと思っていた。


でも、もう少し、先延ばしになるね…
毎日、辛いけど…
まずは、次の裁判まで

踏ん張って生きてないとね…

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