穂乃香、この空で繋がってるよ…。

大好きな穂乃香へ…

穂乃香の笑顔は、私の宝物だった…。

いつか…
また必ず逢う日まで

その日まで
も少し待っててね…。

誰もが薄れていく記憶…

《閲覧注意》
始めに…
交通事故に関して 自分には関係ない、
想像すると気分が悪くなる、
そういった人は見ないで下さい…



でも…
本心は違います。
明日、 自分が被害者、加害者になるかもしれないです。
車のハンドルを握る人、そうでない人、目を背けず見てもらいたい…


そして、交通事故で
どれだけの人に影響を及ぼすか…


亡くなった人の将来も…
愛する者を失くした家族の未来も、一瞬で変えてしまうんです。


二審の判決から、2年以上の月日が流れて、やっと再審まで漕ぎつけました。
でも、裁判が近づくにつれ、毎日が落ち着かない。
胸が ぎゅっと締め付けられる感じで、すごく苦しい…。
そんな今の気持ちを吐き出したくて、ブログに残しておきます。


まずは、この記事から…

事故は、2016年6月30日に起きました。


この新聞の記事は、二審の裁判のあと
現地の犯罪被害者の支援センターの人に頂いたものです。
この判決の内容を改めて見ると、胸が張り裂けそうな気持ちで いっぱいです。


一審の裁判が始まったのは、事故から1年半以上も経った、2018年の1月末でした。
約1ヶ月の間、裁判が開かれましたが、
連日、4日間続いたり、
飛び飛びで裁判が開かれたりで、
地方へ出向く私にとっては、職場に迷惑をかける事になるし、仕事を辞めざるを得ない状況でした。


ビジネスホテルに泊まり込み、
1日の裁判の中で、長い時は7時間もの間、法廷の中で傍聴しました。


その中でも、最も嫌な場面と遭遇しました。
一審の裁判に 元旦那も被害者参加をし、今の奥さんを連れて来ていました。
当時は、まだ彼女さんだったのにも関わらず、遺族の特別傍聴席が用意され
そこに座っていました。


民事裁判も刑事裁判と並行していた時期で、2人とも鬼のような形相で
私に敵対行為を持ったような顔つきだったのは、今でも記憶に残ってます。


私が穂乃香の親権をもって、無事に高校を卒業させるまで、ひとり親で一生懸命働いて
大事に大事に穂乃香を育て成長させました。
なのに、中学から養育費を一切払わなかった父親が、穂乃香の葬儀には彼女さんも呼んで、
骨を拾わせ、元旦那の姉弟も参列した会食の席で、私の目の前で彼女さんを紹介し始め、
挙句に葬儀の費用は、一銭も払わず帰っていきました。


葬儀で、穂乃香が会いたがってた父親と会わせてあげられた事の方が優先だったし、
穂乃香を無事に送り出すことが先決で、その時は腹も立ちませんでした。


なのに…また裁判にまで連れて来て、こちらから葬儀の際の挨拶をしても無視…?
こんな屈辱的な事をされ、なんて常識のない人達なんだろうと思いました。


遺族が、被告に対しての意見陳述書(今の心情)を読み上げる時も
子供を持つ同じ母親として、彼女さんに感じるものがあったのか、
声を出して泣いていて、一際 目立っていました。


こうゆう行為が、私にはとても不愉快だったし、感じの悪い印象しか残っていません。


二審の裁判が始まる前に元旦那と結婚したらしく、今度は女性の連れ子である息子を裁判に連れてきて、特別傍聴席に座っていました。
結婚して元旦那が幸せに暮らすことに関しては、全然 気にもなりませんが…
ただでさえ、穂乃香を亡くして苦しく立場なのに…
なんで、全く関係もない女性が、母親ヅラして座ってるんだろ?
普通に考えたら、特別傍聴席に座ること自体、遠慮すると思うのに…
人の気持ちも考えない女性の行動が不思議で ならなかったです。
また この女性も一緒に来るのかと想像すると、正直、不愉快です。


そして、裁判を傍聴を続けていく中で、被告は心から反省する姿勢もなく
遺族に黙秘を続けた裁判だったので、強い憤りしか なかったです。
こうゆう事が重なり、精神的にキツくて体調を崩して、裁判が始まってすぐ血尿が出ました。
地方のクリニックで処方された薬を服用しながら、微熱が続いた状態で裁判を傍聴しました。この時を振り返ると、過酷な状況だったと思います。

一審の裁判員裁判の判決は執行猶予なしの実刑7年が出ました。


少し ほっとしてた矢先に この判決に対して、
被告の弁護人が不服の申し立てをし、控訴してきたのです。
そして、その年の2018年の12月18日、やり直し確定という結果になりました。


悔しかったです。すごく やりきれない思いでいっぱいでした。




交通事故で、まだ記憶に新しい2019年の池袋の交通事故があります。
被害者遺族の松永さんが、最愛の奥さんと まだ幼い愛娘を事故で一瞬にして奪われました。穂乃香の事故とは内容が異なるものの、今現在、裁判中の松永さんや亡くなられた真菜さんのお父さんの言葉ひとつひとつが、これから裁判が始まる私の思いと被りすぎて苦しくなります…


会見でも、大破した被告の車からコンピューターなどを取り出して、分析した鑑定書などの証言がありましたが、事故の際のタイヤ痕や摩擦係数など、科捜研の人の専門用語が難しすぎて、ほとんど理解出来ませんでしたと話されてました。
うちの場合も同じく素人なので、車の専門知識なんか全くありません。
専門的な事は、すべて信用して任せる他 ありません。


最初からの振り出しに戻ってしまい、無気力で何も行動に起こせなかった私は、
差し戻しになって、2年もの間、放置されたまま、
その間、なに一つ動くことが出来なかった…


街中で、署名活動をして交通事故をなくす呼びかけも 出来なかった…
そうゆう活動を起こすにも、一人じゃ心細くて、怖くて、逃げてたのかも知れない…


ただ静かに自分のブログに
その時々の思いを載せることだけしか出来なかった


こんなに くしゃくしゃになった車の下敷きに
穂乃香が挟まれたまま、数時間もいたのに…

母親として、助ける事も できなかったんだよ、
穂乃香、本当にごめんなさい…
痛かったよね、苦しかったよね、
お母さん、助けて!!…きっと、そう叫んでたよね


あの痛ましい事故から、4年半


新しく選任された裁判員裁判の人や、
裁判長、検事、検察官、証人の一部、
あの時の事故で携わってくれた全ての人間が、総入れ替えになります。


今では、事故を起こした車も処分され、
分析された数字を頼りに割り出した証言が重要となってくるでしょう…


一審の裁判では、弁護人の策略なのか、
初めから黙秘を続け、被告人質問すらできなかった。
50km規制の道路で、猛スピードで100km近いスピードを出して事故を起こした本人は、
その時の記憶がない… の一点張りだった。


正直に答えて!!
人を殺しておいて、逃げれると思ってるのか?
やってないなら、なんで始めから黙秘するのか、そこが理解出来なかった。


何の落ち度もない、
2人の未来を奪っておきながら
ふざけた事を言ってんじゃない、
許すわけがない、許される訳がない!


どれだけ時間がかかろうと、
私は絶対に許さない!!


始めから、
事故を起こした事実を素直に認め、心からの謝罪があれば…
きっと、私たち遺族は哀しみを一生背負ってく中で、
被告に対する激しい怒りの感情も、
あの時の痛ましい事故の記憶も、
だんだんと薄れていったのではないだろうか…?


今回の裁判で、終わりにさせたい…。
穂乃香だって、この先、いつまで続くか わからない裁判なんか望んでいない。


被告が、犯してしまった犯罪を素直に認め、
謝罪してくれたら…


穂乃香はきっと、
もう、〇〇〇さんの事、許してあげて…って言うと思うんだ


ね… そうだよね、穂乃香…😢


穂乃香の命、無駄にすることだけは、何がなんでも避けたい。
納得いかずに終わらせることだけは、絶対にしないからね…

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